アジア地域のインフラ整備に資金支援などを行うアジア開発銀行の年次総会は、ジョージアのトビリシで4日、開幕の式典が行われました。

この中で、浅川雅嗣総裁は「島しょ国の人々を含む最も貧しく弱い立場の人々が、気候変動や経済的ショックなどによる最も大きな負担に直面している。開発の恩恵を否定されることがあってはならない」と述べ、島しょ国などへの支援を強化していく考えを示しました。

総会では、気候変動対策や途上国の債務問題などについて意見が交わされ、現地を訪問している鈴木財務大臣は5日、スピーチを行います。

鈴木大臣は、低所得国向けのアジア開発銀行の基金の増資にあたって資金を拠出することなど、日本として、この地域の気候変動対策やインフラ整備に積極的に貢献していく姿勢を表明することにしています。

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