タイでは同性どうしの結婚を認める法律が1月22日に施行され、税金の控除や相続、養子縁組みなどにおいて男女の結婚と同等の権利が認められるようになります。
同性婚が法制化されるのは東南アジアで初めてです。
これを前に2日、タイの首都バンコクで、LGBTQなど性的マイノリティーの人たちを支援する団体などが記者会見を開き、法律の施行当日におよそ280組の同性カップルが婚姻届を提出する準備を進めていると明らかにしました。
当日は合同結婚式が開かれ、およそ200組が参加する予定だということです。
続いて、LGBTQの人たちがウエディングドレスやタキシードの姿を披露するファッションショーが行われ、会場を盛り上げました。
モデルを務めた同性カップルは、合同結婚式に参加する予定だとしたうえで「法律のもとでカップルとして同じ権利を持てるようになり、ほっとしています」と話していました。
また、支援団体の代表のアン・チュマポーンさんは「今回のイベントにとどまらず、同性カップルにどのような支援が必要かを行政機関の人たちなどに広く知ってもらいたい」と話していました。
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