イスラエルのメディアは、現地を訪問したアメリカのホックスティーン特使が21日、ネタニヤフ首相やカッツ国防相らと会談したと伝えました。

国防省高官は記者団に対し、レバノンでの停戦に合意する可能性は十分にあると話したということです。

ただレバノン各地ではイスラエル軍による攻撃が続いていて、レバノン政府によりますと21日には東部バールベックで40人が死亡するなど合わせて52人が死亡しました。

22日も首都ベイルート郊外などで攻撃が相次いでいて、停戦に向けた協議が進むかどうか予断を許さない状況が続いています。

一方、パレスチナのガザ地区では22日もイスラエル軍による攻勢が続き、地元メディアは少なくとも12人が死亡したと伝えています。

ガザ地区での戦闘をめぐっては、ICC=国際刑事裁判所が21日、ネタニヤフ首相などに戦争犯罪や人道に対する犯罪の疑いで逮捕状を出しましたが、ネタニヤフ首相は強く反発し、軍事作戦を続ける考えを改めて強調していて、犠牲者は増え続けています。

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