中国政府は22日、日本人が中国に入国する際の短期滞在ビザ(査証)の免除措置を30日に再開すると発表した。2025年末までの措置とする。中国は20年3月から日本を対象とした短期滞在のビザを免除する措置を停止していた。
中国外務省が22日の記者会見で明らかにした。これまでビザを免除していた滞在日数の期間も15日以内から30日以内に広げる。中国は経済が減速しており、日本とのビジネスや観光客の拡大で景気回復につなげる。
中国は新型コロナウイルス感染が拡大する前まで、日本人が旅行やビジネスなどの目的で入国する場合、滞在日数が15日以内ならビザを免除していた。20年3月にコロナの感染拡大で日本人への短期滞在のビザ免除を一時停止した。
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