原子力空母「ジョージ・ワシントン」は、22日午前9時ごろ、海上保安庁の巡視艇などが周辺で警戒に当たる中、横須賀市にあるアメリカ海軍の横須賀基地に入港しました。

この空母は2008年に原子力空母として日本に初めて配備され、2015年まで横須賀基地を拠点に活動していました。

そのあと配備された同じ型の空母「ロナルド・レーガン」がことし5月、整備のためにアメリカ本国に移ったことに伴う交代で、今回が2回目になります。

アメリカ海軍によりますと、全長はおよそ333メートル、2つの原子炉を動力にしていて、およそ70機の艦載機を乗せられるということです。

また、今回の交代に合わせて新たな艦載機として、最新鋭のF35Cステルス戦闘機や、CMV22オスプレイが山口県のアメリカ軍岩国基地に国内で初めて配備されました。

「ジョージ・ワシントン」は今後、海洋での活動を活発化させる中国や、朝鮮半島の警戒などに当たるものとみられています。

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