イスラエル軍のハレビ参謀総長は20日、地上侵攻を続けるレバノン南部で部隊を視察し、隣接するイスラエル北部の住民の安全が確保されるまで、戦いを続ける考えを改めて強調しました。
一方、ヒズボラは21日もイスラエル側へのロケット弾による攻撃を繰り返していて、攻撃の応酬が続いています。
レバノンでの停戦に向け、アメリカのホックスティーン特使は20日、ヒズボラとの窓口になっているレバノン国民議会のベッリ議長と2日続けて会談したあと「さらなる進展があった」と述べました。
イスラエルメディアは21日にネタニヤフ首相と会談すると伝えていて、イスラエル側の対応が焦点です。
一方、400日以上、イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘が続くパレスチナのガザ地区では21日早朝、イスラエル軍が北部の住宅街を空爆し、66人が死亡、100人以上がけがをしたと地元メディアが伝えました。
犠牲者の多くは子どもや女性だとしていて、住民の犠牲の増加に歯止めがかからない深刻な状態が続いています。
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