石破総理大臣とボルアルテ大統領との首脳会談は、ペルーの首都リマの大統領府で日本時間の午前1時前から1時間余り行われ、両首脳は共同声明を発表しました。

この中では、日本とペルーが去年、外交関係樹立から150年を迎えたことを踏まえ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持、強化するパートナーだと再認識するとしています。

その上で、ウクライナへの侵攻を続けるロシアや覇権主義的な動きを強める中国を念頭に「世界のいかなる場所でも力や威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに反対する」と強調しています。

また、ペルーが、再生可能エネルギーの普及に必要な銅や亜鉛など鉱物資源の有数の生産国であることを踏まえ、サプライチェーンの強化に向けて協力するとしています。

石破総理大臣は共同発表で「国際社会の喫緊の課題についても率直なやりとりを行い、いっそう連携を強化することで一致した。引き続き関係を発展させたい」と述べました。

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