岩屋外務大臣は、就任後初めての外国訪問として、APEC=アジア太平洋経済協力会議の閣僚会議に出席するためペルーを訪れていて、15日にアメリカのブリンケン国務長官と会談することにしています。

この中で岩屋大臣は、石破政権の外交安全保障政策で最優先に取り組むのが日米同盟の強化であることを伝え、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するため、どのように連携していくか意見を交わすことにしています。

また、中国や北朝鮮などの地域情勢をめぐっても意見交換し、今後も日米同盟の抑止力や対処力を一層強化していく重要性を確認したい考えです。

バイデン政権の発足以来、外交の司令塔となる国務長官はブリンケン氏が務めてきましたが、来年1月に就任するトランプ次期大統領は、中国やイランに対する強硬派として知られるマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に起用することを表明しています。

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