民主党のハリス副大統領は31日、激戦州の1つ西部ネバダ州で集会を開きました。
集会はヒスパニック系の有権者を意識した内容で、メキシコの著名なロックバンドがパフォーマンスを披露したほか、世界的な知名度を誇るプエルトリコ系の歌手のジェニファー・ロペスさんが登壇しました。
ロペスさんは、コメディアンがプエルトリコについて「ゴミの島」と述べたトランプ氏の集会について、「トランプ氏が本当はどのような人間なのか、本当はどう感じているのかを思い起こさせた。傷つけられたのはプエルトリコ系だけではない。この国のすべてのラテン系であり、人間性であり、良識あるすべての人だ」と述べ、ヒスパニック系有権者が結束してハリス氏に投票するよう訴えました。
このあと登壇したハリス氏も、スペイン語を交えて支持を訴えました。
アメリカの調査機関「ピュー・リサーチセンター」によりますと、ヒスパニック系の有権者は推定で3620万人ほどで、4年前の3230万人から増加していて、今回の問題を受けて、票の行方が注目されています。
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