林芳正官房長官は31日の記者会見で、国連が30日に北朝鮮兵のロシア派遣をめぐり開いた安全保障理事会の緊急会合に関し「重要な機会だった」との認識を示した。ウクライナの平和の実現に向け「国際社会と緊密に連携して取り組んでいく」と語った。
林氏は日本を含む多くの安保理理事国が安保理決議違反に当たるロ朝間の武器移転と北朝鮮兵のロシアへの派遣に懸念を表明したと説明した。
ロ朝の軍事協力について「ウクライナ情勢の更なる悪化を招く」と指摘した。「日本を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきものだ」と述べた。
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