放火されたとみられる投票箱(28日、米ワシントン州)=KATU提供・ロイター

【ロサンゼルス=共同】米西部オレゴン州とワシントン州で28日、11月の大統領選などの期日前投票用に設置された投票箱が燃えているのが相次いで見つかった。捜査当局は放火の疑いがあるとみて調べている。米メディアが伝えた。

警察や選挙管理委員会によると28日早朝、オレゴン州ポートランドで投票箱が燃え、投票用紙3枚が焼失した。数時間後には隣接するワシントン州バンクーバーで投票箱が燃え、用紙数百枚が焼失。投票箱のそばで発火装置のような物が見つかった。

バンクーバーでは、大統領選と同時に実施される連邦下院選で民主、共和両党候補の接戦が予想されている。

ポートランドでは現場から立ち去る不審な車両が監視カメラに写っていた。

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