NATOは28日、ロシアに派遣されている北朝鮮の部隊をめぐって、日本やオーストラリアなどインド太平洋地域の4か国のパートナー国も招待して理事会を開きました。
理事会では出席した韓国政府の代表団から最新の状況について説明を受けたということです。
理事会のあと、ルッテ事務総長は記者団に対し、NATOとして、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部のクルスク州に北朝鮮の部隊が配置されたことを確認したと述べました。
そのうえでルッテ事務総長は「ロシアによる戦争の危険な拡大だ。ロシアと北朝鮮にはただちに行動をやめるよう求める」と訴えました。
そしてNATOとして事態を注視していくとともに、ウクライナへの支援を強化していく方針を確認したということです。
またルッテ事務総長は今後、韓国のユン・ソンニョル大統領とウクライナのウメロフ国防相と電話会談し、対応を協議することを明らかにしました。
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