ミャンマーで実権を握る軍は、中部マンダレーにある中国総領事館で18日、爆発があったと発表しました。けが人はいませんでしたが、総領事館の建物の屋根が壊れたということです。
軍は、爆発の原因を調べているとしたうえで、テロ行為と断定し、強く非難しています。
また、地元の独立系メディアは、当局者の話として「手りゅう弾が投げ込まれた」と伝えています。
ミャンマーでは、3年前のクーデター以降、軍と民主派勢力や少数民族の武装勢力との間で戦闘が激しさを増していて、国境を接する中国は、和平協議を仲介するなど、停戦を促してきました。
一方、中国をめぐっては、軍と対立する武装勢力を支援し、ミャンマーの内政に干渉しているとの批判の声も上がっていて、軍に近いグループが最大都市ヤンゴンにある中国大使館前でデモを行うなどしていました。
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