これは、韓国軍の合同参謀本部が14日の定例記者会見で明らかにしました。

この中では、北朝鮮の人工衛星打ち上げに向けた動きをめぐり、「継続的にアップグレードしている」と指摘しました。

具体的な状況については言及していませんが、打ち上げに関連した新たな実験も行われたということです。

また、打ち上げの時期については、「差し迫ってはいない」としつつも、早期に打ち上げる可能性もあると判断していると説明しています。

北朝鮮は、ことし3基の軍事偵察衛星を打ち上げる計画を掲げていて、ことし5月に打ち上げを試みましたが、エンジンの異常により、ロケットが空中爆発し失敗しました。

韓国の情報機関は9月、北朝鮮がロシアに兵器を供与する見返りとして受ける衛星の技術支援の動きを監視しているとして、ロシアとの軍事協力に警戒感を示しています。

北朝鮮による人工衛星の打ち上げをめぐって、日米韓3か国などは弾道ミサイル技術が使われているとして、国連安保理の決議違反だと非難しています。

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