アメリカ司法省は8日、南部オクラホマ州の州都オクラホマシティーに住むアフガニスタン国籍のナシル・タウヘディ容疑者(27)を、テロを企てた疑いで訴追したと発表しました。
容疑者は、ISに関連するグループと通信アプリでつながり、未成年の別の容疑者とともに、11月5日の大統領選挙の投開票日に、大勢の人が集まる場所を狙おうとしていたということです。
FBIは、通信記録などから情報を得たうえで、協力者を通じてSNSで接触を図り、2人がおとり捜査員から自動小銃や弾薬を入手したところで逮捕したということです。
調べに対し、2人は殉教者として死ぬつもりだったと供述しているということです。
大統領選挙を控え、アメリカでは極端な思想を持つグループや個人による暴力やテロへの懸念も出ていて、FBIのレイ長官は声明で「テロ対策は最優先事項で、あらゆる手段を講じてアメリカ国民を守る」と強調しました。
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