これはフランスのルコルニュ国防相が8日、自身のXへの投稿で明らかにしたものです。
それによりますとフランスが開発した戦闘機「ミラージュ2000」を来年の1月から3月の間にウクライナへ供与する方針だということです。
空対地戦闘や電子戦防御の新たな装備が搭載される予定で、供与する機体の数は明らかにしていませんが、ウクライナ人のパイロットや整備士の訓練はすでに始めているということです。
また、フランス大統領府の情報筋によりますと、フランス国内でウクライナの陸軍を対象にした訓練も行っているということで、マクロン大統領が9日にも訓練の様子を視察するということです。
一方、ウクライナでは、ロシア軍による電力施設などへの攻撃で、各地で停電が相次いでいます。
NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長は8日、「ウクライナはロシア軍の侵攻以降、最も厳しい冬を迎える可能性がある」として、この冬、深刻な電力不足に陥るおそれがあるとの見方を示しました。
その上で「より多くの軍事支援を行うほど、この戦争は早く終わるだろう」と述べ、支援の強化を訴えました。
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