発表会では、AIによる最新の翻訳技術が紹介され、パソコンに向かって日本語やスペイン語などで話しかけると、音声と文章の両方で英語に翻訳するデモンストレーションが行われました。

そして生成AIの開発を担当するマノアール・パルーリ氏が講演し、生成AIの基盤技術「Llama」について無償で技術を公開することでさまざまな活用事例が集められていると説明しました。

このあとパルーリ氏は、NHKのインタビューに応じ、今回の来日について「非常に多くのユーザーや開発者が日本にいるのでどのように技術を使っているか学習するためでもある」と述べました。

そのうえで「利用する皆さんからフィードバックなどをもらうことで将来、『Llama』が日本語や日本の特徴や文化にも対応できるようになる」と述べ、日本で利用する企業などからのフィードバックを通じてさらなる技術開発につなげたいという考えを示しました。

生成AIをめぐっては、GAFAと呼ばれるアメリカのIT大手をはじめ、日本の大手やスタートアップなどの間で開発競争が激しくなっています。

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