ロシアの無人機か戦闘機のものとみられる破片を調べるウクライナ当局者ら(5日、ウクライナ東部ドネツク州)=ロイター

【キーウ=共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、この1週間にロシアが誘導滑空爆弾800発以上と無人機約400機でウクライナを攻撃したと明らかにした。ミサイル約20発も使ったとし、ロシアの攻撃を止めるには「パートナー国の団結が必要だ」と訴えた。

ゼレンスキー氏は12日にドイツで開かれるウクライナ防衛支援に関する50カ国以上の首脳級会合で、長射程ミサイルによるロシア領内の攻撃容認を改めて求める姿勢を強調した。

地元メディア「ウクラインスカ・プラウダ」は6日までに、ロシアが機種を特定できない無人機の使用を増やしていると報じた。ウクライナ空軍によると、4日夜から5日未明にかけて確認された無人機10機がレーダーから消え、墜落による被害も確認されなかった。ロシアが多用する攻撃型無人機シャヘドとは違う機種の可能性があるとみて調べているという。

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