【ロンドン=共同】英捜査当局は26日、英国の利益に反してロシアに便宜を図ったとして、国家安全保障法違反と放火の容疑で英国人の男2人を訴追したと発表した。ロンドンにあるウクライナ関連の商業施設への放火事件に関与した疑いがあるという。昨年施行の同法を適用した訴追は初めて。

1人はロシアの国益のために放火を計画し、もう1人はロシアの情報機関から見返りを受け取ることに同意した疑いがあるという。

英メディアによると、3月にロンドン東部にあるウクライナ人実業家が所有する商業施設で火災が発生した。施設はロシアによる侵攻後、ウクライナに支援物資を送るサービスに携わっていた。

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