ブラジルでは、最高裁判所が先月30日、偽情報を拡散するアカウントの規制などに応じなかったとして、Xのサービスを停止する命令を出し、国内でXにアクセスできなくなっています。

これに対し、Xのイーロン・マスク氏は当初、「言論の自由は民主主義の基盤だ」などと主張し、ブラジル側の措置に対抗する姿勢を示してきましたが、地元メディアなどは26日、Xがブラジル側が求めていたアカウントに対する規制などに応じたうえで最高裁判所に対し、停止措置を解除するよう求めたと伝えました。

停止措置をめぐっては、ボルソナロ前大統領や支持者が裁判所の判断を批判するなど政治的対立を背景に賛否が分かれ、ブラジル国内で大きな議論となってきました。

Xの対応でブラジル国内から再びXにアクセスできるようになるのか、裁判所の判断が注目されています。

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