南アフリカの最大都市ヨハネスブルクで26日に開幕したアフリカ最大のコンテンツ産業の見本市には、動画配信企業や地元のアニメグッズの小売業者などおよそ350の企業や団体が出展しています。
このうちアメリカの動画配信大手ネットフリックスのブースでは、世界的なヒットとなった韓国のドラマ「イカゲーム」の一場面が再現され、訪れた人たちが登場人物さながらにビー玉を使ったゲームなどに挑戦していました。
また、日本のアニメキャラクターのプラモデルや漫画を紹介するブースもあり、参加者が小さな部品を丁寧に組み立てていたほか、アニメキャラクターなどのコスプレをして会場を訪れた人たちは「日本のアニメをもっとたくさん見たいです」などと話していました。
人口が増え続けているアフリカでは、インターネットやスマートフォンの普及にともなってアニメやビデオゲームなどを楽しむ人も増えていて、コンテンツ産業の将来の巨大市場として注目されています。
見本市に参加したJETRO=日本貿易振興機構の西浦梨佳子ディレクターは、「アフリカにはポテンシャルがあり、新たな市場を見据えている日本企業にはチャンスしかない場所だと思います」と話していました。
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