複数のメディアによりますと、現地時間25日の午前1時前、ロサンゼルスで銃を持った男が路線バスに乗り込んだあと、運転手と口論になり、乗客を銃で撃ちました。
事件に気付いた警察の車両が、1時間以上にわたってバスを追跡したあと、警察がバスのタイヤをパンクさせて停車させました。
その後、特殊部隊が取り囲む中、男は投降して逮捕され、運転手はバスの窓から脱出して無事でしたが乗客1人が死亡しました。
逮捕された男の名前や動機などはまだ明らかになっていません。
地元のテレビ局の映像には、バスの行き先を示す画面に「非常事態、警察に通報を」と表示されたバスの後ろを、複数のパトカーがサイレンを鳴らしながら追う様子が捉えられています。
ロサンゼルスでは、2028年のオリンピック開催にあたり、道路の混雑を避けるため、市民や訪れた人に公共交通機関の活用を呼びかける方針ですが、地下鉄やバスでの事件が相次いでいて、安全の確保が課題の一つになっています。
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