ウクライナのゼレンスキー大統領は国連総会やバイデン大統領などとの会談のためにアメリカを訪問していて、22日、東部ペンシルベニア州の砲弾工場を視察しました。
この工場はアメリカがウクライナに供与している155ミリ砲弾を生産していてゼレンスキー大統領は、SNSへの投稿で「自由のために力強く戦うウクライナの支えになっている。世界の自由のための兵器を作っているペンシルベニア州やそのほかの州の人々に感謝する」と述べて、謝意を示しました。
一方、ウクライナは国内での兵器生産にも力を入れていて、ウメロフ国防相は21日「われわれは数百万機の無人機を生産できる。敵により多くを生産させるわけにはいかない」と述べ、来年は、生産をことしの数倍に高める考えを示しました。
ウクライナはことし、すでに100万機の無人機の生産契約を結んでいます。
これに対し、ロシアのプーチン大統領も今月、年内の無人機の生産を去年のおよそ10倍の140万機に増やすとしていて、軍事侵攻が長期化する中で双方が兵器の生産や確保にいっそう力を入れています。
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