ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領㊨と会談したインドのモディ首相(23日、キーウ)=ロイター

【ニューデリー=共同】インドのモディ首相は26日、バイデン米大統領と電話会談し、ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢などについて意見交換した。ウクライナの和平と安定の早期回復に向け、全面的に支援すると伝達した。X(旧ツイッター)で明らかにした。

モディ氏は23日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談。平和的解決に向けて貢献する姿勢を示していた。ゼレンスキー氏は、自身が提唱する和平案を話し合う「世界平和サミット」の第2回会合をインドで開くことを提案した。

バイデン氏とは、学生デモの激化で政権が崩壊したバングラデシュ情勢も協議し、モディ氏は早急な正常化の必要性を強調した。

米政府によると、両氏は日本とオーストラリアを加えた4カ国の協力枠組み「クアッド」を通じた連携強化も確認した。

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