アメリカ・ホワイトハウスは、安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官が今月27日から29日まで中国を訪問すると発表しました。

王毅外相と会談するとしていて、会談では、国防当局どうしの対話の現状や南シナ海や台湾をめぐる情勢について意見を交わすとしています。

このほか、アメリカは、中国の企業が軍事転用可能な物資をウクライナ侵攻を続けるロシアに輸出していると批判していて、こうした企業への対応についても議題になる見通しです。

また、ことし11月には、APEC=アジア太平洋経済協力会議やG20=主要20か国の首脳会議が、南米のペルーとブラジルでそれぞれ開かれる予定で、アメリカのニュースサイトアクシオスは、サリバン大統領補佐官の今回の訪中で、バイデン大統領と習近平国家主席による年内の首脳会談の実現に向けて調整が行われる見通しだと伝えています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。