福島第一原発にたまる処理水の海への放出が始まってから今月24日で1年になりますが、中国は日本産水産物の輸入を停止する措置を続けています。

これについて坂本農林水産大臣は15日の閣議の後の記者会見で「日本政府は中国に対し、これまで二国間での会議や国際的な議論の場で規制の即時撤廃を働きかけており、引き続き科学的根拠に基づかない輸入規制措置に対し政府一丸となって強く働きかけていく」と述べ、規制の撤廃を粘り強く求めていく考えを示しました。

そのうえで「輸出先の多角化を進めるため、日系以外の現地のスーパーやレストランへのアプローチを強化したい」と述べ、中国以外の新興国などへの販路拡大を支援していく考えを示しました。

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