自民党の石破元幹事長=共同

【台北=羽田野主】台湾訪問中の自民党の石破茂元幹事長は14日、9月に予定する自民党総裁選を巡り「私のようなものでも一緒にやろうという人が(立候補に必要な推薦人として)20人いれば、ぜひとも出馬したい」と表明した。台北市で記者団に語った。

石破氏は「党総裁選の推薦人をそろえるのは非常に難しい作業だ」とも語った。推薦人の確保をめざす考えを示した。

石破氏は党総裁選出馬の可否を正式に判断する時期について「お盆が一つのめどだ」と話していた。

前回2021年の総裁選で共闘した小泉進次郎元環境相や河野太郎デジタル相との関係に関しては「どうすれば自民党が信頼を取り戻せるかについて、3人で話し合いをする機会もあるだろう」と述べるにとどめた。

石破氏ら超党派の国会議員団は12〜14日の日程で台湾を訪問した。13日には台湾の頼清徳(ライ・チンドォー)総統と会談した。

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