パリからロサンゼルスに引き継がれたオリンピックの旗は、閉会式でハリウッド俳優のトム・クルーズさんが登場し、アメリカに運ぶという演出が行われました。

その実際の旗は、12日、パリからロサンゼルスの空港に運ばれ、大会のロゴがデザインされた旅客機が到着すると集まった大会関係者などがスマートフォンで撮影していました。

そして、ロサンゼルスのバス市長が機内から姿を現し、掲げた旗を大きく振るとひときわ大きな歓声が上がっていました。

バス市長は「パリオリンピックのすばらしいところは大会の会場にいる、いないにかかわらず、誰もが楽しめるようになっていたことだ。この興奮がロサンゼルスでも続くことを期待するとともに、2028年に向けてできることはすべてやっていきたい」と話していました。

ロサンゼルスは人口でニューヨークに次ぐアメリカ第2位の都市で、オリンピックが開かれるのは、1932年と1984年の大会に続いて次回2028年が3回目となります。

現地では、パリオリンピックの閉会式のあと、ロサンゼルス大会についての特別番組が放送されたり、地元紙が一面で伝えたりするなど4年後の開催に向けた盛り上がりが見られます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。