インド南部ケララ州の山あいの地域では、降り続いた大雨の影響で、30日の明け方にかけて複数の場所で大規模な土砂崩れが発生しました。

現地の当局者によりますと、少なくとも45人が死亡したということですが、地元の主要メディアは、今も多くの人たちが倒壊した住宅などに取り残されているほか、孤立している集落もあると伝えていて、警察や消防が救助活動を急いでいます。

現地からの映像では、町なかを茶色く濁った水が勢いよく流れ、流木やがれきの撤去作業が行われている様子が確認できます。

インドではモンスーンと呼ばれる雨季にあたるこの時期、大雨による被害が毎年、相次いでいて、去年8月には、北部ヒマチャル・プラデシュ州で洪水や土砂崩れによって50人以上が死亡しました。

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