ワグネルはマリの軍事政権を支援している(写真は首脳会議に参加する軍事政権トップ)=ロイター

ロシアの民間軍事会社ワグネルは29日、西アフリカのマリでイスラム過激派と衝突し、指揮官が戦死する大損害を被ったと発表した。ワグネルは2020年にクーデターで実権を握ったマリの軍事政権を支援している。

SNSに投稿された声明によると、交戦はマリ北部のアルジェリア国境近くで22〜27日に発生。英BBC放送などは、ワグネルの80人以上が死亡し、「アフリカで最大の敗北を喫した」と伝えた。

これに関連し、ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は自国メディアに対し、マリのイスラム過激派に必要な情報提供などの支援を行ったと主張したが、詳細は不明だ。(時事)

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