鈴木氏はロシアの首都モスクワで、ロシア漁業庁のヤコブレフ副長官との会談後に記者団の取材に応じました。

会談ではロシアが協定の履行を停止している日本の漁船が北方四島周辺海域で行う、いわゆる「安全操業」をめぐって「日ロ友好のシンボル的な協定であることを理解してほしい」と述べたということです。

これに対しヤコブレフ氏は「日本の反ロシア的な態度で、停止しているのであり、日本の対応しだいだ」と応じたということです。

鈴木氏は、福島第一原子力発電所で発生する処理水の海への放出を受けて、ロシアが日本産水産物の輸入を規制していることについて「国際機関の基準を満たしており、それに基づいて放出しているものだ」と述べ、規制の撤廃を訴えたということです。

鈴木氏は去年10月にもロシアを訪問しています。

鈴木氏は記者団に対し「日ロ関係の発展が東アジアと世界の安定につながると確信している」と述べました。

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