ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席するため、ラオスを訪れている上川外務大臣は、日本時間の午後4時すぎから、韓国のチョ・テヨル(趙兌烈)外相と会談しました。

冒頭、上川大臣は「国際社会が歴史の転換点にある中、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化し、さまざまな課題に効果的に対処するためにも、日韓の連携がいっそう重要だ」と述べました。

これに対し、チョ外相は「世界の平和と安全保障が脅かされている今こそ、価値と利益を共有する両国が協力することは当然だ」と応じました。

会談では、核・ミサイル開発を続け、挑発的な行動をとる北朝鮮に対し、引き続き、日韓両国やアメリカを含めた3か国で、緊密に連携して対応していくことで一致しました。

また、拉致問題の解決に向けて、連携していくことも改めて確認しました。

さらに、来年が日韓の国交正常化から60年の節目にあたることから、関係改善の流れを、両国の国民の利益につなげるよう協力していくことを確認しました。

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