台風による大雨で冠水した道路(24日、マニラ)=ロイター

【マニラ=共同】フィリピンで台風3号などの影響による大雨が続き、土砂崩れなどで24日までに12人の死亡が確認された。マニラ首都圏で広範囲の洪水や停電が発生し、非常事態が宣言された。マニラ国際空港でもターミナルの一部が浸水、欠航や混乱が続いている。

国家災害対策当局は24日、ミンダナオ島で8人が死亡し、全国で88万人が被災したと発表した。ルソン島バタンガス州アゴンシリョでも、土砂崩れで4人が死亡したと市長が明らかにした。

各地で洪水に見舞われたマニラでは24日、学校や官公庁、証券取引所などが休みとなった。

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