グーグルの親会社のアルファベットは23日、ことし4月から先月までの3か月間の決算を発表しました。

それによりますと、売り上げは前の年の同じ時期と比べて14%増えて847億4200万ドル、日本円でおよそ13兆1700億円。最終的な利益は、前の年の同じ時期と比べて29%増えて236億1900万ドル、日本円でおよそ3兆6700億円と増収増益となりました。

ネット広告の収入が前の年の同じ時期と比べて11%増加したほか、生成AIの活用を進めるクラウド事業の収入も29%増加し、いずれも好調だったことが主な要因です。

アメリカのIT企業の間で生成AIの開発競争が激しくなる中、グーグルも自社の生成AI、Gemini(ジェミニ)の利用拡大を進め、ChatGPTを開発するオープンAIなどと競っていて、今後の業績への影響に関心が集まっています。

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