米共和党大会の最終日となる18日、元プロレスラーのハルク・ホーガン氏が登壇し、トランプ前大統領の応援演説をした。総合格闘技「UFC」のデイナ・ホワイト最高経営責任者(CEO)も登壇した。
ホーガン氏は、最初に着ていたTシャツを破り捨て、下から「トランプ」と書かれた選挙応援のシャツを見せる演出で観衆にアピール。「ドナルド・トランプは真のアメリカン・ヒーローだ。私のヒーローが大統領になることを、誇りをもって支持する」と訴えた。
ホワイト氏はトランプ氏を紹介するため、直前に演説をした。2人は以前から親交がある。
13日に銃撃事件が発生した後、ホワイト氏はトランプ氏が拳を突き上げる写真をインスタグラムに投稿し、「まさに、私が知っているドナルド・トランプという男を表している。この惑星で最もタフで忍耐がある、アメリカン野郎だ」とコメント。共和党大会でトランプ氏を紹介することを「待ちきれない」と述べていた。
トランプ氏は政治家になる前の2007年、プロレス団体WWEの「億万長者の戦い」に参加。リングに「代役」のレスラーをたててWWEの経営者と対決後、場外で自ら相手を倒し、リング上ではバリカンを使って相手の頭をそった。(ミルウォーキー=中井大助)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。