中国の習近平国家主席㊧とカザフスタンのトカエフ大統領(3日)=カザフスタン大統領府提供・ロイター

【北京=共同】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は3日、中央アジア・カザフスタンの首都アスタナでトカエフ大統領と共同記者会見し、中国とロシア、インドなど主要新興国でつくる「BRICS」に、カザフが加盟することへの支持を表明した。新華社が報じた。

これに先立ち、習氏はトカエフ氏と会談し、両国が「永久の全面的戦略パートナーシップの高いレベルに達している」と述べ、強固な協力関係を強調した。

習氏は中国やロシア、中央アジア諸国で構成する上海協力機構(SCO)首脳会議が3〜4日に開催されるのに合わせてアスタナを訪れ、トカエフ氏と2日夜にも夕食を共にしながら少人数による会談を行った。

SCO首脳会議では、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の推進を訴える見通し。

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