空爆で破壊された街、食料を求める人たち、がれきのなかで笑顔を見せる少年。パレスチナ自治区ガザ地区の景色は一変し、灰色の街と化した。

 イスラム組織ハマスの奇襲に端を発したイスラエル軍のガザへの報復攻撃が始まり、7日で半年を迎えた。ガザでは、3万3千人以上が犠牲になった。犠牲者には女性や子どもたちも多い。最南部ラファでは、避難民ら150万人が身を寄せている。

 ガザには、イスラエル人ら約100人が人質として捕らわれたままだとされる。イスラエル国内では救出への道筋を示せないネタニヤフ政権への批判が高まっている。

 この半年のガザの様子を、現地で取材を続ける朝日新聞のムハンマド・マンスール通信員の写真で振り返る。

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