14日のニューヨーク株式市場では、この日に発表されたアメリカの消費者の景気の見方についてミシガン大学が調査した指数が市場予想を下回ったことを受けて、景気の先行きに警戒感が出ました。

このため売り注文が増え、ダウ平均株価は一時、前日と比べて300ドルを超える値下がりとなりました。

その後は買い戻しの動きも出て、終値は前日と比べて57ドル94セント安い、3万8589ドル16セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは4日連続です。

市場関係者は「今月、議会の選挙が行われるフランスの政治情勢の不透明感から、この日のパリ市場で主要な株価指数が大幅に下落したこともあって、投資家の間でリスクを避ける姿勢が強まった」と話しています。

一方、ハイテク関連銘柄の多いナスダックの株価指数は小幅に上昇し、5日連続で最高値を更新しました。

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