韓国外交省は14日、米国のキャンベル国務副長官と韓国外交省の金烘均(キムホンギュン)第1次官が同日午前、緊急で電話協議をしたと発表した。ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問する可能性について議論したという。
韓国大統領府高官はプーチン氏が数日内に訪朝するとの見方を12日に示している。韓国外交省によると金氏は電話協議で、訪朝によって「国連安保理決議に違反し、地域の平和と安定を妨げるロ朝の軍事協力が深刻化してはならない」との韓国側の立場を説明。キャンベル氏はこれを支持し、米韓が緊密に連携することを確認した。
北朝鮮が飛ばした「ゴミ風船」をめぐって南北間の緊張も高まっているが、両氏は「北朝鮮による挑発にも緊密な協力の下、断固として対処していく」ことで一致した。(ソウル=太田成美)
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