国連の障害者権利委員会は、障害に基づくあらゆる差別を禁止した「障害者権利条約」によって設置された機関で、各国の状況を審査して問題があれば改善するよう勧告します。

ニューヨークの国連本部では11日、18人の委員のうち改選される9人を選ぶ選挙が行われ、日本から立候補した聴覚障害者で弁護士の田門浩さんが13人の候補者の中で最も多い157票を得て選出されました。

日本人としては、2020年まで委員を務めた石川准さん以来、2人目です。

田門さんは、25年以上にわたって弁護士として障害者の人たちの権利の保護に取り組んできました。

委員としての任期は来年1月から4年間で、世界の障害者の権利を守る活動に当たることになります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。