ロシア中央銀行は7日の会合で政策金利を据え置いた=ロイター

ロシア中央銀行は7日開いた金融政策決定会合で、政策金利を16%で据え置くことを決めた。据え置きは4会合連続となった。

中銀は声明で内需の拡大に触れ「インフレ率を目標に戻すには、従来予想よりも長い期間、金融引き締めを維持する必要がある」と指摘した。

ロシア中銀はインフレ率を4%に引き下げることを目標にしている。4月のインフレ率は7.8%だった。

長期化するウクライナ侵略も影響し、失業率の低下や労働力の不足が続いている。中銀は次回7月の会合で政策金利を引き上げる可能性も示した。

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