この日、発表されたアメリカの製造業の景況感を示す指数が市場の予想を下回ったことから景気の先行きに懸念が出て売り注文が出ました。

その後は、アメリカの長期金利の下落が投資家の間で懸念を和らげる材料となり、買い戻しの動きも出て、ダウ平均株価の終値は先週末に比べて115ドル29セント安い3万8571ドル3セントでした。

40銘柄の取り引きが一時停止される

ニューヨーク証券取引所によりますと、3日の午前中に技術的な問題が起き、最大で40の銘柄の取り引きが影響を受けて一時、停止されました。

このうち、アメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏がトップを務める投資会社、バークシャー・ハサウェイの株価も一時、急落しました。

午前中に問題は解消され、これらの銘柄の取り引きは再開されましたが、取引所が影響などの詳細を調べています。

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