松井投手は、本拠地のサンディエゴで行われたヤンキース戦に0対4とリードされた7回、2アウト一塁三塁の場面で2人目でマウンドに上がり、落ちるボールでセカンドゴロに打ち取り追加点を与えませんでした。

続く8回はこの試合で両リーグトップに並ぶ17号ホームランを打っているジャッジ選手を2球で追い込み、3球目は落ちる変化球で見逃しの三振を奪いました。

このあと4番バッターは強い当たりのピッチャーゴロ。

次のバッターからは空振り三振を奪い、この回でマウンドを降りました。

松井投手は落ちる変化球のスプリットが低めに決まり1回と3分の1イニングを投げ、ノーヒットで三振2つを奪い、5試合連続で無失点に抑えて防御率は3.13になりました。

試合はパドレスが1対4で敗れました。

松井「ランナーを返さずに帰って来られたのでよかった」

松井投手は、7回に2アウト一塁三塁のピンチでマウンドに上がり、2番のソト選手を打ち取った場面について「ピンチだったので、本当にいいバッターだったが形はどうあれランナーを返さずにベンチに帰って来られたのでよかった」と振り返りました。

また、8回にジャッジ選手とスタントン選手から三振を奪ったことについては「自分の仕事というか、できることに集中していた。もちろんすばらしいバッターだがたくさんいるバッターのうちの一人で、相手にしないといけない。バッター関係なくランナーを出さなかったことがよかった。そこに尽きると思う」と冷静に話していました。

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