これはグーグルが5月14日に発表し、アメリカで提供が始まった生成AIを活用した検索サービス「AIオーバービュー」です。

文章で質問を入力すると生成AIが調べて回答をまとめる機能です。

アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズなどよりますと、検索サービスで「ピザにチーズがくっつかない」と尋ねたところ、「ソースに無害の接着剤を使うこと」を勧めたり、ガソリンでパスタの調理が早くなるかと質問したところ、「早くはならないが、ガソリンによって辛い味付けになる」と回答したということです。

また、実際はキリスト教徒であるアメリカのオバマ元大統領が、イスラム教徒だとする誤った内容も表示されたということです。

グーグルはNHKの取材に対して「多くの事例はまれな質問によるものだ。フィードバックに感謝し、システムの改善に努めていく」とコメントしています。

生成AIがさも本当のことのように事実に基づかない情報を回答する事例はたびたび起きていて、開発するIT各社が改善に取り組んでいます。

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