13日のニューヨーク外国為替市場では、この日、ニューヨーク連邦準備銀行が発表した消費者が予想するインフレ率が上昇したことが注目されました。

根強いインフレでアメリカの利下げ時期が遅れるとの観測から日米の金利差が改めて意識され、円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル156円台前半まで値下がりしました。

市場関係者は「このところ市場の期待に反する形で物価が上がっていることを示す調査結果が相次いで発表されていて、投資家の警戒感が高まっている」と話しています。

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