セグメント別に見ていくと,エンターテインメント事業では,スマホゲーム「ドラゴンクエストウォーク」(iOS / Android)が堅調に推移し,同社グループの連結業績に貢献した。また,自社IPである「白猫プロジェクト」(iOS / Android)や「とらべる島のにゃんこ」(iOS / Android)で人気IPとのコラボイベントを実施し,ユーザーとのエンゲージメントを高めるサービス運用を行ってきたという。減収の理由としては,既存タイトルの逓減と,今後リリースを控えているブロックチェーン事業の費用の先行によるものとしている。これによって,売上高は123億4400万円(前年同期比20.0%減),営業利益は3億8900万円(同81.9%減)となった。
投資育成事業では,国内外のIT関連・エンターテインメント企業などを対象とした投資を実施。同社グループ出資ファンドにおける営業投資有価証券の売却などによる収益が発生した。また,保有する営業投資有価証券の一部について減損処理を行ったという。以上の結果,売上高は3億6900万円(前年同期比20.0%減),営業損失は1億1600万円(前年同期は2億700万年の営業損失)となった。
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