本稿では,その中から同人テーブルトークRPGにフォーカスを当て,写真と共に紹介していく。気になるタイトルを見つけた人は,ぜひそれぞれの公式サイトなどをチェックしてみてほしい。
伝統的なテーブルトークRPGとは少し趣を異にするが,近年,国内外を問わず流行しているのが“ソロジャーナル”とよばれる一人用のアナログRPGだ。テーブルトークRPGのソロシナリオや,ゲームブックとも隣接する遊びだが,何らかの形でプレイの履歴(例えば日記など)を残すことで自身の物語を作り上げていく点が,先行ジャンルとの違いとして挙げられる。
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1人用アナログRPG「Thousand Year Old Vampire」の日本語版が4月10日に発売へ。千年を生きる吸血鬼の人生を綴る傑作ソロジャーナル
FrogGamesは,1人用アナログRPG「Thousand Year Old Vampire」の日本語版PDFを,2023年4月10日に発売すると発表した。DLsiteによる専売で,価格は2200円(税込)だ。Tim Hutchings氏が2018年に発表し高い評価を受けたソロジャーナルが,いよいよ日本語で楽しめるようになる。
[2023/04/03 13:49]- キーワード:
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今回のゲームマケートでは,同人でもいくつかのソロジャーナル(あるいはゲームブック)作品がリリースされていたので,ここで合わせて紹介してみたい。
「クトゥルフ神話TRPG」の隆盛と共に,海外とは別の進化を続ける国産テーブルトークRPG。中でも同人作品はその最先端とも言え,バラエティに富んだテーマの多種多様な作品が会場を賑わしていた。
マーダーミステリーやソロジャーナルのように,そこから派生して生まれる新たなジャンルもあり,この場が多くのゲーム,あるいはクリエイターのゆりかごとなっていることは疑いようもないだろう。今後も同人テーブルトークRPGの発展と進化から目が離せない。
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