Shadowはもともと,2015年に「最もパワフルなストリーミングサービス」というキャッチコピーでスタートしたBladeのクラウドゲームサービスだった。Bladeは10万アカウントほどのサブスクライバーを獲得したものの,2021年3月に倒産。投資ファンドJezby Venturesによって買い取られたという経緯を持つ。
北米とヨーロッパの14か国に限定して継続されていたクラウドゲームサービスは,現在,約25万のアカウントを持つことが発表されている。
新たにサービスインしたゲームショップは,現時点で45タイトルをラインナップしており,「ELDEN RING: Shadow of the Endtree Edition」や「鉄拳8」「MONSTER HUNTER: WORLD」といった日本のタイトルのほか,「Pacific Drive」や「HELLDIVERS 2」 など,最近リリースされた話題作がディスカウント価格で販売されている。
クラウドゲーミングサービスは,PCだけでなくMac/iOSやAndroid,Meta,Linux,Raspberry向けのアプリを公開して,さまざまなプラットフォームに対応しており,料金オプションは月額29.99ドルからとなっている。
今のところ日本でのサービスは展開されていないが,強豪ぞろいのビジネスに再び参入した「Shadow Game Store」の今後に注目したい。
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