Games Operatorsは本日(2024年4月12日),Jutsu Gamesが開発する「Infection Free Zone」の早期アクセスを,Steamにて開始した。価格は3299円(税込)で,4月26日まで10%オフになるセールを実施している。


 本作は,感染者を凶暴で強力な怪物へと変貌させてしまう「マッドウイルス」が世界に蔓延し,崩壊してしまった社会を舞台に,感染者の大群から都市を防衛するサバイバル戦略ゲームだ。設定自体はよくあるものだが,本作の大きな特徴は「OpenStreetMapのデータを元に,実在の都市や町を拠点にできる」という点だ。
 
 ゲームを開始したら,地図をダウンロードして地形を読み込み,既存の建物を改築したり,農場や発電所を新設したりして都市の防御を固められる。防衛に最適な地点や,食料品店や薬局の場所など,都市に関する実際の知識を活用できるため「もしあの都市がゾンビの大群に襲われたら……」なんて妄想を実際にシミュレーションできてしまう作品となっている。


 ストアページのお知らせでは,フランスのディジョンやイギリスのケンブリッジなど,開発がおすすめする都市がいくつか紹介されている。それによると,イタリアのペスキエーラは水と壁に囲まれていて守りやすいし,アメリカのオークランドは建物が少なく,より戦略的なアプローチが必要になるそうだ。
 OpenStreetMapに登録されている場所に限られるが,自分のお気に入りの都市を探してみるのも面白いだろう。


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