データや分析環境を提供するSensor Towerは本日(2024年4月9日),コーエーテクモゲームスのモバイルゲームに関する分析結果を公式ブログで公開した。


 Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると,同社は2023年に2億ドル(約300億円)近くの世界収益を達成しているという。これは,2022年のものと比較して,約2倍の収益となっているそうだ。


 2023年のタイトル別の収益を見ると,2022年12月にリリースされた「信長の野望 覇道」50.1%のシェアを占めており,収益に大きく貢献している。2位は「三國志 覇道」23.2%,3位は「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」12.9%だ。


 また,2023年第4四半期に期間を絞ったデータだと,「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」32.9%で収益シェアトップとなっている。これは,本作が2023年9月にリリースされているためだ。3位の「信長の野望 出陣」(17.2%)も2023年8月に配信されたタイトルで,これらの新規リリースタイトルの収益が第4四半期の収益増に大きく貢献している。2位の「信長の野望 覇道」についても32.5%と1位と僅差の結果が出ており,引き続き好調だという。

 これら3タイトルは,「すべてジャンルが異なるゲーム」であることも注目すべき要素だ。


 第4四半期に好調だった3タイトルは,トップ収益ランキングにもたびたび顔を見せている。日本におけるApp Storeのトップ収益ランキング推移を見ると,各タイトルが入れ替わる形で上位にランクインしている様子を確認できる。

 レポートの全文は,Sensor Towerの公式ブログで確認してほしい。

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